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お知らせ

令和4年度入学式レポート 2022/04/13

  • 看護学部看護学科第11期生55名の皆さん

  • 大学院看護学研究科4期生9名の皆さん

 令和4年4月7日(木)亀田医療大学学生会館4階ミズキホールにて、看護学部看護学科第11期生55名及び大学院看護学研究科4期生9名の入学式が執り行われました。
 今回の入学式は新型コロナウイルス感染症の発生状況を鑑み、入学生と大学職員のみで挙行されました。
 式では、学長からの告辞及び研究科長からの祝辞、入学生からの宣誓などが行われました。

入学許可

 学部生55名、大学院生9名の呼名があり、入学許可がされました。

学長告辞

学長告辞 全文

 皆さんおはようございます。本日は本学の学部・大学院合同の入学式ですが、まだまだ収束とは言えない新型コロナウイルス感染症の影響で昨年同様、新入生と教職員のみの出席となりました。ご参列が叶わなかった保護者やご関係の方々のご理解を何卒お願い申し上げます。
では改めまして、ここにお集まりの学部55名の、11期生の皆さん、そして9名の大学院4期生の皆さん本日は入学誠におめでとうございます。
 まず学部の皆さんに対してですが、この3月に卒業した学部7期生は4年間の大学生活のうち丸々2年間を新型コロナウイルス感染症の脅威にさらされ、残念ながらごくごく当たり前の学生生活を送ることができませんでした。皆さん方は、まだ油断はできず、不透明ですが、多少の光明が見えてきているかもしれません。しかしながら、これからの皆さんの学生生活への期待感に水をさすかも知れませんが、私は、循環器内科の医師として40数年間診療を行ってきましたので、毎年入学式で新入生に述べることがあります。それは、看護学は科学、サイエンスであるということです。特に自然科学分野、医学とは密接な関連があり、人体の解剖や生理機能を十分に知り、様々な病気のことをしっかり理解し、知識として習得する必要があります。例えば、現在、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起きていますが、皆さんはウイルスと細菌の違いを知っているでしょうか。抗菌薬はどうしてコロナウイルスには効かないのか、答えられるでしょうか。このような基礎医学や解剖生理学、疾病についての病態生理学などを患者さんに接する臨地実習が始まる前の1、2年生のうちにしっかり習得する必要があります。そしてこのような知識や理解力をリテラシーと言いますが、最近の大学教育ではリテラシーだけではなく、お互いに知恵を出し合って、他人と協働して、創造的に問題解決を図り、社会を生きぬく力、これをコンピテンシーといいますが、このような包括的な総合力を身につけることが重要とされ、大学教育にも取り入れられてきています。実際の医療現場とくに救急医療や災害医療現場ではこのような包括的な総合力を持った人材が求められます。とりわけこの4月から夏休みまでは、皆さんにとってきわめて大切な時期になります。大学における学びは自主的、能動的に行うことが求められ、文献や資料も図書館やインターネットから自ら調べる必要があります。皆さんはできるだけ早く大学の環境、大学での学習方法に適応してください。
 もうひとつは、皆さんには、在学中に明確な自分自身の看護師としての将来像を持って欲しいということです。もちろん目標は可変的ではありますが、グローバル化した世界、超高齢化を迎えた日本の社会において看護師の道は、極めて多様性に満ちたやりがいのある職種かと思います。また近年頻繁に発生する災害医療も重要なターゲットかも知れません。本学は創立当初は看護学部看護学科のみでしたが、学部において保健師養成課程が併設され、2019年に開設された修士課程大学院では修士号や助産師資格取得以外にも高度実践看護師、いわゆる専門看護師養成教育が がん看護、精神看護領域で始まっています。来年度からはクリティカル看護やナースプラクティショナー養成教育も始まる予定です。このように皆さんの未来には多様な選択肢があることを認識してください。今年度から本学の教育成果の可視化の一貫としてポートフォリオの導入を行いますが、そこには各人が明確な将来像、目標を設定し、一歩ずつでも4年間で確実に成長し、後悔のない充実した大学生活を送ってください。
さてお待たせしました。本学大学院4期生としてご入学の皆様 おめでとうございます。この後、大学院研究科長である田中副学長の祝辞がありますので簡潔にいたしますが、本学大学院の特徴は社会人にも広く門戸を開き、便宜を図っております。実際、皆様方の多くはすでに病院でのスタッフや教員として仕事をされていると思います。研究と仕事や職場との両立は大変かもしれませんが、修士号や助産師、高度実践看護師資格取得後は、看護や助産の現場でのリーダーとしての活躍や、教学の世界でのさらなる発展が期待されます。また、ここに出席している学部新入生の将来像としての良き見本にもなっていただきたいと思います。 
 簡単ですが、以上を持ちまして、本日入学されました亀田医療大学看護学部11期生および看護学研究科4期生に向けての学長告辞と致します。

令和4年4月7日
亀田医療大学 学長 橋本 裕二

研究科長祝辞

研究科長祝辞 全文
 看護学部入学生の皆様、看護学研究科入学生の皆様、本日はご入学誠におめでとうございます。研究科長の立場から、お祝いの言葉を述べさせていただきます。
 本学は、2019年4月に看護学研究科修士課程を開設しました。本年3月には、2期生4名の方が修了され、そして本日は、4期生として9名の方が入学されることとなり、教職員一同大変喜ばしく思っております。
 さて、看護教育の高等化の流れは、1990年代初めより急速に発展してきました。1991年には、看護系大学は11校であったものが、2021年には、275大学で看護学の学士教育が行われています。
一方、日本における看護学の大学院教育は、1979年に千葉大学大学院に看護学研究科修士課程が開設されたのを皮切りに、過去40年余りの間に、急速に発展を遂げてきました。2021年3月現在、修士課程192大学、博士課程106大学があります。
 このような時代の趨勢を得て、本学でも2019年4月に県南初の看護系大学院修士課程を開設しました。本学が位置する南房総地域は、高齢化率が県平均の約1.5倍、入院患者の95%以上が地域住民となっているのが特徴です。本学の修士課程は、特に南房総地域において、多様化・高度化・複雑化する保健医療福祉ニーズに対応し、看護サービスの質向上に寄与し、看護に関する実践および教育・研究を推進できる人材の育成を目指しています。
 現在、領域としては、看護管理学領域、実践看護学領域、ウィメンズヘルス・助産学領域の3つを有しています。昨年度からは、実践看護学領域の中に、日本看護系大学協議会の認定を受け、高度実践看護師コースとして、がん看護専門看護師コース、精神看護専門看護師コースを開設いたしました。修了した方には、日本看護協会の専門看護師資格試験の受験資格が与えられ、試験に合格することで専門看護師となることができます。
 文部科学省では、「大学院における看護系人材の養成の目指すもの」として、
1.看護学の学術研究を通じて、社会に貢献できる研究者や教育者の養成、
2.学士課程では養成困難な特定領域の高度専門職業人の育成、
3.保健・医療・福祉等に携わる専門職の協働においてマネジメント能力を発揮できる人材の養成
を掲げています。つまり、看護教育の高等化・専門化を促進する方向性と、チーム医療の中で効果的に機能できる人材の育成に主眼が置かれています。
これまで以上にチーム医療の中での看護の役割、看護の専門性の発揮への期待が高まってきており、大学院教育に期待されるところは益々大きくなっていると言えます。
学部入学生の皆様も、まだ看護の学びの端緒についたところですが、将来的にはぜひ、大学院までを視野に入れてご自分のキャリアデザインを考えていっていただけたらと思います。
 さて、私事で恐縮ですが、私が今まで受けてきた教育の中でも修士課程での学びは、いちばん充実しかつ楽しい学びでした。修士では、さまざまな経験を積んだクラスメートとディスカッションをすることで、単に講義からだけでは得られない多くの知識や視野を得たように思います。修士課程のクラスメートとは、その後もさまざまな形で交流を続け、仕事の上でも協力し合うことがたくさんありました。
 また、修士論文の研究テーマを決めるとき、指導教官から、「あなたはこれをライフテーマにするの?」と問われたことがとても印象に残っています。研究の方法は講義やテキストから習うことができても、研究テーマを何にするかは、どこにも答えは書いてありません。自分のこれまでの経験を振り返り、自分の頭で考えて、結局は自分で決めるしかありません。
修士論文は、研究者としての自分が生涯追い続ける研究テーマを決める最初の重要なステップになることと思います。
 最後になりますが、教育・研究・実践者として自分を育てることは、同時に自分自身を育てることでもあります。どうぞ、皆様方が、本学大学院での学びを、豊かな人生への糧にしていただければと存じます。
 以上、ご挨拶とさせていただきます。
 本日は誠におめでとうございました。
令和4年4月7日
学校法人鉄蕉館 亀田医療大学 副学長・研究科長
田中 美惠子

入学生宣誓

 入学生代表より宣誓がありました。

宣誓全文
 私たち入学生一同は、変化の時代の中でチャレンジ精神を忘れず、日々勉学に励み、亀田医療大学の学生として先輩たちとともに、大学の輝かしい伝統を築き、保健・医療の分野で貢献できる品格のある医療人を目指して、日々努力を続けていくことを、ここに誓います。

令和4年4月7日
看護学部看護学科 11期生 入学生代表
 

お祝いメッセージ

 入学生へのお祝いのメッセージを頂きました。ありがとうございました。