県立長狭高校の「医療・福祉コース」の本格的な医療体験がスタートしました。はじめに看護師の体験として9月4日、7日に医療コース2年生23名が、基礎看護学 休波茂子教授を中心とした教諭陣を講師に、90分間の授業を受けた。「人の身体のしくみを調べる」というテーマで、身体の状態を測定するバイタルサイン(生命兆候)についての説明を受けた後、2人1組で看護師と患者になりきり、お互いのバイタルサインを測定した。真剣に取り組み実習を終え、「正確に測定するのは難しい」「測定機器の扱いに不慣れのため、測定に集中しすぎて患者役の様子や顔を見る余裕が全然なかった」などの感想がありました。
休波教授らは「難しいと感じるのは、みんなが一生懸命取り組んだ証拠。最初はだれも余裕がないが、真剣な気持ちを持ち続ければ必ず患者の気持ちに寄り添うことができる」などと生徒に呼び掛けました。




11日には、本学のピア部の学生たちが長狭高等学校で、「主体的な生き方、自己決定って何?」をテーマにした授業を実施しました。今後は会場を亀田総合病院に移し、12回にわたり医療分野の6種類について体験プログラムを展開していきます。

