学部・大学院 大学院(修士課程)

特色 ・理念

研究科長メッセージ

地域と医療を切れ目なくつなぐ自律的な専門職者の育成を目指して

本学大学院は、2019年4月に当時県南唯一の看護学研究科修士課程として開設されました。これまでに53名の方が入学され、本年3月までに30名の方が修了され、実践・教育の場でリーダーシップを発揮し活躍されています。

看護学研究科は看護管理学、実践看護学、ウィメンズヘルス・助産学の3領域からなり、実践看護学領域には、実践研究コースと高度実践看護師コースがあります。2021年度には高度実践看護師コースの中に「がん看護専門看護師コース」と「精神看護専門看護師コース」が開設され、多くの方が専門看護師資格の取得を目指して学んでいます。さらに2023年度には、クリティカルケア看護学コースとエンドオブライフケア学コース(ナースプラクティショナー:JANPU‐NP)を開設し、看護の高度化・専門化をさらに推進するとともに、地域と医療を切れ目なくつなぎ、人々の健康や安寧、生活の質の向上に寄与する自律的な専門職者の育成を行っています。

看護学研究科では現在、博士課程開設の準備を進めており、修士課程で培った教育・研究・実践能力をさらに深化発展させ、さまざまな現場の課題を高度な教育・研究能力と実践能力を併せ持って解決できる高度看護実践者を育成すべく、鋭意努力しています。またこれにより、看護専門職が生涯学び続けられる拠点になることを目指しています。

2024年6月
亀田医療大学大学院看護学研究科
研究科長 田中 美惠子

大学院の特色

本学研究科修士課程は、3領域(看護管理学、実践看護学、ウィメンズヘルス・助産学)で構成します。実践看護学領域は、実践研究コース、高度実践看護師コースを保有します。各領域では、看護学の発展と看護・医療の質向上をめざし、教育・研究を推進できる能力を基盤に、実践者として推進できる人材の育成を行います。

設置の目的

本学の大学院設置の目的は、看護医療分野に関する学術の理論及び応用を教授研究し、深い学識及び卓越した教育・研究・実践能力を培い、看護学及び医科学の発展と地域社会における人々の健康と福祉の向上に寄与することにあります。

理念

本学大学院は、「学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を極め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培う」ことを主眼とし、本学の「HEART」に表される《 Humanity:人間への愛と尊厳、 Empowerment:動機付け・個人に内在する力の向上、Autonomy:自律性と専門性、Reason:理性、Team:チーム医療 》の5つの要素を備えた、教育・研究能力を有する実践者を育成します。

養成する人材と教育課程の関連図

養成する人材と教育課程の関連図

専任教員と領域

授業情報

取得可能な資格

看護管理学領域では、看護師長以上の職位で管理経験が3年以上あり看護管理学の修士課程を修了した者、又は、看護管理学の修士課程を修了し、その後の実務経験が3年以上ある者は、日本看護協会が実施する認定看護管理者審査申請と筆記試験の受験資格を取得できます。
実践看護学・高度実践看護師コースでは、修了要件に加えて、自由科目の実習Ⅰ~Ⅳ10単位を取得することにより、日本看護協会が実施する専門看護師資格試験受験資格を取得できます。
ウィメンズヘルス・助産学では、助産師国家試験受験資格要件の28単位に「助産学実習Ⅲ」の2単位を加え、さらに必修科目の30単位、計60単位を取得し修士課程を修了することにより、助産師国家試験受験資格を有することができます。

看護管理学

認定看護管理者受験資格

実践看護学・高度実践看護師コース

がん看護専門看護師資格試験受験資格
精神看護専門看護師資格試験受験資格
急性・重症患者看護専門看護師資格試験受験資格
ナースプラクティショナー(JANPU NP)資格認定試験受験資格

ウィメンズヘルス・助産学

助産師国家試験受験資格

科目等履修生・聴講生

授業料・奨学金等