学部・大学院 看護学専攻(博士後期課程)

特色・理念
研究科長メッセージ
本学の博士後期課程では、実践看護学博士(DNP:Doctor of Nursing Practice)コースを置き、実践看護学博士(DNP)を育成します。このコースの目的は、高度な実践力と研究能力を併せ持った看護管理者を含む高度実践者を育成することです。 修了生には、「博士(看護学)」(Doctor of Nursing Practice)の学位が授与されます。 日本では本学が4番目のコースとなり、千葉県内では初となります。また県南では、初めての看護学研究科博士後期課程開設となります。 エビデンスを体系的に取り入れ、看護実践研究(実装研究)を通して、看護実践の質を向上させることに意欲を持つ方々のご応募を心よりお待ちしております。 2024年8月 亀田医療大学大学院看護学専攻博士後期課程 研究科長 田中 美惠子
博士後期課程の特色
本学大学院博士後期課程では、基盤科目群として、必修科目に【理論看護学】【システマティックレビュー】【デザイン思考法の理論と実際】を置き、さらに選択科目として【看護学研究方法特論Ⅰ】【看護学研究方法特論Ⅱ】【看護学研究方法特論Ⅲ】を置き、<エビデンスに基づいた看護介入とデザイン思考法>を統合させ、研究能力を有する高度な実践者となるための基盤を築きます。さらにその上に専門科目群を置き、【DNP特論Ⅰ】、【DNP特論Ⅲ】で<DNPの役割と組織変革・人材育成>について、【DNP特論Ⅱ】【DNP特論Ⅳ】で<医療経済・政策とコミュニティ変革>について、DNP特論Ⅴ<デザイン思考法と看護実践の統合>について学びます。さらにそれらの学びの上で、「DNPプロジェクト演習」として、現場での実践を行い、現場の課題を発見し、<実装研究とデザイン思考法との統合>し、変革プロジェクトを実装計画として立案するための科目を置きます。最後に、これらをすべて踏まえて、「DNPプロジェクト研究」として、各自のテーマに沿って高度実践者として変革プロジェクトをデザイン思考法による柔軟な思考と発想力を適宜用いながら実践し、科学的方法に基づいた実践と評価を行い博士論文としてまとめます。
設置の目的
修士課程で培った教育・研究・実践能力をさらに深化発展させ、 さまざまな看護・医療現場の課題を高度な教育・研究能力と実践能力を併せ持って解決できる看護管理者を含む高度看護実践者を 育成することを目的とします。
理念
博士後期課程では、博士前期課程の看護管理学、実践看護学、ウィメンズヘルス・助産学の3つの領域を発展統合した形で、 「実践看護学分野実践看護学領域」を置き、博士前・後期で一貫した教育を展開していきます。
DNPコースの科目の積み上げ

シラバスの概要
