学校法人 鉄蕉館 法人情報
教育のルーツは今より遡ること5代前の亀田自證にあります。鎖国体制の終焉をむかえつつあった1825年当時、西洋文化の伝来とともに西洋医学の新しい波が押し寄せていました。長崎に赴き、西洋医学(蘭学)を学んだ自證は、鴨川に戻ると早速、診療所脇に学問所「鉄蕉館」を開設し、当地(長狭)の子弟教育に尽力しました。
1954年からは医療法人鉄蕉会(学校法人鉄蕉館の関連法人)が准看護師学校を開校し、1966年には看護師養成所を設立しました。さらに2000年には助産師の育成も開始しました。
以来60年余の歴史の中で3,500人余の優秀な看護職を世に輩出し、地域の保健医療福祉の維持、向上に大きく貢献して参りました。
さらに看護教育の充実発展を図るため、2009年4月に”学校法人結城学園”から”学校法人鉄蕉館”に名称変更し、2010年4月には亀田医療技術専門学校を医療法人鉄蕉会から学校法人鉄蕉館に移管しました。
2011年10月に亀田医療大学が設置認可され、現在は「亀田医療大学」と「亀田医療技術専門学校」を運営しています。
※学問所の名になった鉄蕉とは蘇鉄の別称で、学問所の前庭にあった大蘇鉄から命名されたと伝えられています。当学校法人の名も、この学問所、大蘇鉄にちなんで命名されました。