法人情報 寄付金のお願い

亀田医療大学・亀田医療技術専門学校における
看護教育・看護学研究等の充実・発展に向けて

 学校法人鉄蕉館は、平成22年に医療法人鉄蕉会から昭和29年以来の伝統を持つ「亀田医療技術専門学校」を承継し、平成24年4月に念願であった「亀田医療大学 看護学部看護学科」を開学しました。「亀田医療大学大学院 看護学研究科修士課程」も平成31年4月開設することができました。また令和2年4月には大学看護学部に「保健師養成課程」を増設、更にその後大学院実践看護学領域においてがん看護学、精神看護学、クリティカルケア、エンドオブライフケア学での専門性の高い高度実践看護師コースも始まっています。エンドオブライフケア学におけるナースプラクティショナー資格取得は全国的にもまだ数少ないものです。亀田医療技術専門学校は70年の歴史を持ち、すでに数多くの看護師、助産師を輩出していますが、亀田医療大学では令和6年3月の9期生卒業まで卒業生がようやく600名に達しました。また大学院でもこれまでに30名に修士号を授与することができました。
 一方、特に地方・過疎地に顕著な18歳人口減少は、千葉県外房にある本学校法人に益々多大な試練を与えつつあります。またようやく世の中の交流は元に復してきましたが、2020年初頭から世界中を悩まし続けた新型コロナウィルス感染症による移動制限も少なからず学生確保に影響を与えてきました。これからの難局に立ち向かい、本学校法人を成長させるためには、本法人を可能な限り魅力ある強靭な体質にすることが求められます。すなわち教育・研究環境の整備とともに優秀な教職員を確保し、有能で評判の良い看護師・保健師・助産師を育成し、並びに亀田メディカルセンターと協働した本学ならではの看護学研究を行い、その成果を外部に積極的にアピールする必要があります。しかしながら現状の専門学校を含めても1学年定員200人に満たない学校法人の経営は非常に厳しく、授業料等の学生納付金及び公的補助金だけでは到底成り立たず、予算の多くを篤志ある個人、法人等の皆さまからの寄付に支えられています。もちろん、引き続き全職員が全力で学生定員確保と公的補助金の獲得、諸経費節減等に努めてまいりますが、ステークホルダーである皆様におかれましては、上記のような本学校法人の置かれております現状を鑑み、是非とも、引き続きご支援、ご協力をくださいますよう、心よりお願い申し上げます。

令和6年4月吉日
学校法人鉄蕉館
理事長 橋本 裕二

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