お知らせ 1/20 市民公開講座 実施報告

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イベント情報

 令和6年1月20日(土)亀田医療大学学生会館において、「高齢者における心臓病のトピックスと健康維持について」をテーマに市民公開講座を開催しました。
50年間心臓病を診てきた講師の亀田医療大学学長の橋本裕二氏より、まず導入では専門分野である心臓のエコー画像の動画を用いたリアルな心臓の動きと働き、また、心臓病と脳梗塞の関係性、病気にならない為の取組みの講演がなされました。次に、高齢者における心臓病のトピックスと健康維持など、日常生活に密着した内容には会場の参加者も一体となれるようクイズ形式を取り入れ、身近な健康管理のあり方を指導されて終演となりました。
参加者は、20歳代から70歳代と幅広く、鴨川市以外の富津市・鋸南町・勝浦市・館山市など遠方からの参加者も予想外に多く、健康管理には興味・関心の高いことがわかり、また広報誌の影響も大きかったと言えます。  
寄せられた感想には、「血圧の測り方等、素人考えのところが分かった」、「食事や運動・健康管理に気を付けることなど、すごく参考になりました」、「生活環境をどのようにしたらよいのかよく分かりました」、「病院では聞けないことが話されていて、とても分かりやすかった」など、参加者の皆様の真摯な声が届いています。講演内容は、参加者自身の健康管理への興味・関心に繋がり、明日からの生活をはじめ健康管理に取り組む新たな目標となりました。
今後の「公開講座」に期待するテーマとして、『子育てに関連する内容』、『健康寿命を延ばせる方法』、『認知症の早期発見、早期予防』、『癌について(悪性リンパ腫)、治療後の過ごし方、再発への対応』、『血液の癌について』、『災害時における健康維持』などが候補として挙がっています。また、『月1回くらい、高齢者の病気についてお話しいただけると励みになります』と、大学の教員の話を通して地域と大学の交流を望まれる声もいただきました。
これからも、「公開講座」をはじめとする様々な機会を通して地域の皆様との交流を図りつつ、地域に根ざした大学の使命を果たして参ります。