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足立 智孝(アダチ トシタカ)

職位 教授
学位・資格等 博士(医療人文学)
専門分野(領域) 生命倫理学、医療人文学
担当授業科目とその概要 (1) 看護倫理学
本コースでは、看護場面における倫理的問題に対して、何を基準に行動するのか、その決定の根拠となる理論を取り上げ、具体的事例を通して、適切な対応のための考え方を学びます。

(2) 医療人文学
文学作品には「生・老・病・死」に関する内容が多く含まれます。本コースでは、医療・看護に関係する題材を扱う小説、詩、エッセイなどを取り上げ、医療者や患者・障がい者、あるいはその家族の感情の機微に対する理解を深めます。

(3) 倫理学
現代社会において、様々な領域で倫理の問題が注目されるようになっていますが、その問題の倫理的根拠についてはあまり議論がされていません。本コースでは、善悪の判断がどのような基準や根拠に基づいているのかを倫理学的に明らかにします。
主な研究とその概要 (1)生命倫理教育の方法論的研究
(2)医療専門職および患者・家族への倫理的支援の研究
(3)人生の終盤期における倫理的意思決定の研究
主な所属学会 (1)日本生命倫理学会
(2)日本看護倫理学会
(3)American Society for Bioethics and Humanities
主な著書・論文 著書
(1)「エンド・オブ・ライフケア関する生命倫理的課題:安楽死と尊厳死を中心に」長江弘子編『看護実践にいかすエンドオブライフケア 第2版』(日本看護協会出版会、2018年)
(2)「バイオエシックス教育の展望」『バイオエシックス―その継承と発展』丸山マサ美編(川島書店、2018年)
(3)「エンドオブライフにおける倫理~尊厳死と安楽死を中心に」長江弘子編『「生きる」を考える』(日本看護協会出版会、2017年)
(4)「アドバンス・ケア・プランニングの倫理的意義とその課題」『本人の意思を尊重する意思決定支援:事例で学ぶアドバンス・ケア・プランニング』西川満則、長江弘子、横江由理子編著(南山堂、2016年)
(5)“Medical Humanities,” Encyclopedia of Global Bioethics Ed. Hank ten Have (New York: Springer, 2016)
(6)“Bioethics Education in Japan: Ethics Education for Medical and Nursing Students,”Bioethics Education in a Global Perspective Ed. Henk ten Have (New York: Springer, 2014)
(7)“Wit and Japanese Professionals: A Case Study in Adapting Western Educational Resources for Use in a Non-Western Cultural Context,” Chinese Medical Humanities Review 2013 Ed. Liping Guo (Peking University Medical Press, 2013)
(8)「ナラティヴを用いた倫理教育アプローチ」『看護倫理実践事例46』清水哲郎監修(日総研、2014年)
(9)「正義」『グローバル時代の幸福と社会的責任―日本のモラル、アメリカのモラル』ケヴィン・ライアン他編(麗澤大学出版会、2012年)
(10)“Justice,” Happiness and Virtue Beyond East and West: Toward a New Global Responsibility eds. Bernice Lerner et al. (Tuttle Pub., 2012)
(11)「バイオエシックス教育の理論と実践」『医療倫理学 改訂版』丸山マサ美編(中央法規出版、2009年)

論文
(1)「認知症高齢者に対する意思決定支援と倫理的課題」『看護技術』64巻6号(2018):21-28.
(2)「エンドオブライフにおける倫理的意思決定―バイオエシックス的観点からの展開について」『看護技術』62.12(2016):31-36.
(3)「患者はなぜ語るのか―闘病記の利他性に注目して―」『モラロジー研究』78(2016):37-53.
(4)「婦人科がん術後患者の生活支援に係る倫理的課題―退院後電話相談の内容からの考察―」『日本看護倫理学会誌』8.1(2016):16-24.(共著)
(5)「アドバンス・ケア・プランニングに関する一考察―米国のアドバンスディレクティヴに関する取組みを通して」『生命倫理』25.1(2015):69-77.(共著)
(6)「看護教育におけるリベラルアーツ―医療人文学の立場から」『東京女子医科大学看護学会学会誌』9.1 (2014): 51-52.
(7)“Wit and Japanese Professionals: A Case Study in Adapting a Western Educational Resource for Use in a Non-Western Cultural Context,” Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine 7 (2013): 18-37.
(8)「ナラティブを用いた倫理教育アプローチ」『看護人材教育』10.4 (2013) : 2-10.
(9)「倫理的意思決定のためのナラティヴ・アプローチ」『日本看護倫理学会誌』5.1(2013) : 103-106.
ひと言 本学の特徴の一つは、リベラルエデュケーション(教養教育)が充実していることです。リベラルエデュケーションは、固定概念に捉われずに自分自身で判断し行動できるようになるために行われます。幅広い視座から物事を考えられる、人間性豊かな看護師になるために一緒に学びましょう。