学部・大学院 大学院シラバス

成績評価
それぞれの授業科目の成績評価は、シラバスに、評価方法・基準として記述されている。試験、レポート、プレゼンテーションなどを総合して判定されるが、出席時間数が授業総時間数の2/3以上に満たない者は試験などを受けることはできない。成績は科目ごとに以下のように評価する。
判定 | 合格 | 不合格 | |||
---|---|---|---|---|---|
評価 | S | A | B | C | D |
評点 | 100点~90点 | 89点~80点 | 79点~70点 | 69点~60点 | 59点以下 |
大学院博士前期課程シラバス
以下より対象年度のシラバスがご覧いただけます。
学位論文に係る評価基準
亀田医療大学大学院看護学研究科は、研究科のディプロマ・ポリシーに基づき、学位論文を総合的に評価する。
看護管理学領域、実践看護学領域の実践研究コース、ウィメンズヘルス・助産学領域(助産師有資格者)では特別研究論文を、実践看護学領域の高度実践看護師コース、ウィメンズヘルス・助産学領域(助産師無資格者)では課題研究論文を評価する。
1 審査体制
(特別研究論文)
- 審査体制は、3名の委員で審査を実施する。
- 審査委員長は、研究計画書の審査委員長とする。
- 審査委員は、研究計画書指導に関わっていない教員又は外部の有識者1名及び当該学生の主指導教員とする。
(課題研究論文)
- 審査体制は、3名の委員で審査を実施する。
- 審査委員長は、研究指導に関わっていない教員とする。
- 審査委員は、研究指導に関わっていない教員又は外部の有識者1名及び当該学生の主指導教員とする。
2 審査項目
(特別研究論文)
- 看護学の発展への寄与が期待できる。
- 先行研究・文献との関連が記載されている。
- 研究目的が明確である。
- 研究目的を達成するために適切な研究方法が用いられている。
- 研究方法、対象の選定、記述に倫理的配慮がされている。
- 論旨は、明確で一貫性がある。
- 結果と考察の整合性がある。
(課題研究論文)
- 看護学の発展への寄与が期待できる。
- 先行研究・文献との関連が記載されている。
- 研究目的が明確である。
- 研究目的を達成するために適切な研究方法が用いられている。
- 論旨は、明確で一貫性がある。
- 結果と考察の整合性がある。
3 審査方法
(特別研究論文)
- 提出された論文は審査委員によって精読される。
- 当該学生は、論文を公開の研究発表会で口頭発表する。
- 審査委員会で、当該学生は論文に関する審査委員からの質問に応答する。
- 当該学生の退席後に審査委員会は、記名による合否判定(合格、条件付き合格、不合格)投票を行う。なお、「条件付き合格」は、修正する論文の再提出を求め、再審査を行う。
- 審査委員長は、学位論文審査結果報告書及び最終試験結果を大学院教授会に提出する。
- 大学院教授会は、論文の合否を記名投票し、過半数の合否をもって審査結果とする。なお、「否」の記入には、理由付けが記載され、学長と研究科長に開示される。
(課題研究論文)
- 提出された論文は審査委員によって精読される。
- 当該学生は、論文を公開の研究発表会で口頭発表する。
- 審査委員会で、当該学生は論文に関する審査委員からの質問に応答する。
- 当該学生の退席後に審査委員会は、記名による合否判定(合格、条件付き合格、不合格)投票を行う。なお、「条件付き合格」は、修正する論文の再提出を求め、再審査を行う。
- 審査委員長は、学位論文審査結果報告書及び最終試験結果を大学院教授会に提出する。
- 結果と考察の整合性がある。
【参考】
大学院看護学研究科 ディプロマ・ポリシー
亀田医療本学大学院看護学研究科修士課程は、看護に関する実践及び教育・研究を推進できる人材の育成を目的とし、下記の能力(HEART)を身につけた者に看護学修士の学位(Master of Nursing Science)を授与する。
大学院博士後期課程シラバス
以下より対象年度のシラバスがご覧いただけます。
学位論文に係る評価基準
亀田医療大学大学院看護学研究科は、研究科のディプロマ・ポリシーに基づき、学位論文を総合的に評価する。
審査体制
論文審査は3名の審査委員で行い、審査委員会を設置する。
論文審査委員長は、当該学生の研究計画長があたる。
それ以外の委員は、当該学生の主指導教員と研究計画書指導に関わらなかった教員2名の計3名で編成し、透明性と幻覚性を確保した審査を行う。
なお、研究内容の専門性に応じて、外部の有識者1名を研究指導に関わらなかった教員1名に替えることができる。
審査項目
- 臨床の特徴を踏まえた問題意識や組織改革に関連したテーマが設定されているか
- エビデンスに基づいた介入を実装するための計画が立てられているか
- 独創性・萌芽性・八帝政を有するか
- 文献検討を十分に行い、適切にその結果を活用しているか
- 研究目的に沿った研究デザイン及び研究方法か
- 結果を見出すための必要なデータを充分収集し、分析・評価できているか
- 臨床的課題の解決や組織変革に関する独創的・萌芽性・発展性のある結果を得ているか
- 論文全体に一貫性があり形式が適切で明解な文章表現ができているか
審査方法
提出された論文は、審査委員長の進行管理下で面談による上記の審査基準に沿った合否判定を一次審査、本審査の2段階で審査を実施する。
一次審査では各審査委員は事前に論文内容を精査し、統一の質疑応答によって「合格」、「条件付き合格」、「不合格」を判定し、記名による合否判定投票を行う。
「条件付き合格」となった場合には、指摘事項を学生に提示する
当該学生は指定された期日までに、追加修正した論文を本審査までに再提出しなければならない。
再提出された論文は当該委員会における本審査となる。
本審査では当日の質疑応答によって「合格」、「条件付き合格」、「不合格」を判定し、記名による合否判定投票を行う。最終試験では、専門分野における知識やDNPの学位にふさわしい能力があるかについて口頭試問を実施する。
論文審査の結果について、審査院長は論文審査報告書及び最終試験の結果を、論文審査後1週間以内に大学院教授会に提出する。
3名の審査委員によって学位を授与するにふさわしいと判断されたプロジェクト研究論文は、大学院教授会の審査に付される。審査では、記名による論文の合否を投票し、大学院教授会の過半数による合否を持って審査結果とする。各論文の審査判定に「否」を記入した場合は、その理由を付し学長と研究科長に開示される。
学位論文作成要項
実践看護学分野実践看護学領域の学生はプロジェクト研究論文を提出する